2021年1月25日月曜日

究極のフルマニュアル撮影

  昔、ポプラ並木の歩道で、TVリポーターが、ある程度の距離感からカメラに向かって歩きながらリポートしたいと、ディレクターからの要望に応えました。

それは予想を超えるカメラワークであり、まず、約20m離れたリポーターに超望遠レンズで寄りピントを合わせました。

そして、中指と親指でズームリングに触れ、人差し指はアイリスリング、薬指はフォーカスリングと触れスタンバイしました。

ディレクターの5秒前からのカウントダウンが始まり、リポーターが歩き初めると同時にリポートを開始しました。

ENGカメラマンとして、まず、やることはフォーカス送り(フォローフォーカス)で、そのままのサイズだと極端なアップになってしまうので、少しづつズームアウト(ズームバック)します。

次に、ピーカン(晴れ間)だったので、ポプラの下を通るとフェイスが暗くなり、アイリスを調整します、

これを、3本のポプラ並木を通過するので、3回繰り返します。

そして、カメラの1m 手前で止まり、締めコメントを言い終わります。

この間、ずっと再生モニターを観ていたディレクターの第一声が、「このカメラワークを出来るカメラマンは、東京には、もういない。」と言っていただき、リポーターもOKなので、撮影終了いたしました。

後で聞いた話ですが、ディレクターは安心したのか、新幹線では熟睡して帰社されたそうです。

2020年12月28日月曜日

マニュアルズームをする意味

 過去に「当方はマニュアルズームの出来るカメラマンです。」と書いておりますが、

その裏の意味は、プロなのにマニュアルズーム出来るカメラマンが少ないと思うからです。

昔、テレビ局のカメラマンで映像の魔術師と謳われながらも、実はマニュアルズームが出来なかった。

また、映像プロダクションのチーフカメラマンなのに、全て電動ズームだった。

また、フリーで多くのプロダクションに出入りしている時、カメラケースに入っているカメラを取り出すと、レンズが電動ズームのスイッチになっていた。

このように、プロなのに電動ズームに頼っているカメラマンが多い。

もちろん、電動ズームでも目的の画面サイズにスムーズに出来て入れば問題ないですが、出来ていないから申し上げております。

マニュアルズームは、電動ズームでは出来ない感情移入した可変速ズームがでます。

このようにプロ中のプロであれば皆できるのです。

だから、放送業界では当たり前のワンカメショーカメラワークができるのです。

ちなみに、昔の16mmフィルムキャメラのレンズには、電動ズームなど無かったのです。

実話として、テレビ局の映像技術部長が、正社員で新人の報道カメラマンに、「君の為に電動ズームができるようメーカーに頼んだよ。」と皮肉、言われているのを目撃しています。

それが、電動ズームの始まりだと思う。

2020年11月27日金曜日

令和二年大豆収穫始まる-大分県竹田市片ケ瀬-農事組合法人白百合

 

令和二年大豆収穫始まる-大分県竹田市片ケ瀬-農事組合法人白百合
大分県竹田市は、荒城の月で有名な滝廉太郎の故郷であり、片ケ瀬は、阿蘇山や久住山を一望できる台地の上にあります。
土地基盤整備事業10年目で、耕作放棄地の解消を目的とし、今年も総面積7.2haの大豆の収穫が始まりました。

2020年3月31日火曜日

Tchaikovsky: The Nutcracker - Trepak (Russian Dance) for solo violin

私が撮影した動画です。
立派にプロ活動しているようです。
Tchaikovsky: The Nutcracker - Trepak (Russian Dance) for solo violin